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なぜ人材業界で起業したのか

最終更新: 5日前



 理由としては、偶発的な理由必然的な理由の2つあります。


 偶発的な理由というのは、たまたま最初の就職がリクルートで、ファーストキャリアで人材業界に進んだので、人材業しか知らないという理由からです。これは、プランドハプンスタンスになるので、思ってもなかったというか「起業したい」とは思っていたけど別に人材業じゃなくても昔は良かったんですね。でも結果的に人材業に入ったので、「人材業をやれるな」と思ってました。



 必然的な理由は、秋田県を含む地方には人材の情報が足りないからです。

 どうしても人材系企業が少ないし、大手の人材会社も営業頻度が極端に少ない。大手的には地方の中小企業は単価も低いし、営業効率が悪いので、わざわざ来ないし、支店も出す必要が無いんですね。

 例えば人材のサービスって比較的高いんですけど、地方の企業だとなかなかコンサルにお金を払ってやるということが無くて、大手人材企業からすると需要と供給のバランスが合わない。地方企業からするとその高い料金が払えなくて、今までずっと人材のことをやってこなかったという背景があります。


 なので、マネジメント(部下の育成・モチベーションアップ)という視点も特に無いですし、研修も商工団体さんがやっているような団体研修しかやっていなかったりとか、新入社員研修=マナー研修みたいな傾向があってですね、「どうやって組織をつくっていくか」みたいなことについての全体的なノウハウ不足、知識不足があります。


 ですが、秋田県の人口減少子高齢化率が一番高いだとかそういう地域課題に対して、人材業を行うことによって、働きたい会社が増えたり、新しくチャレンジをして会社が拡大して雇用が生まれていく会社が増えていくようアプローチするために、「人材業が秋田になければならない、そうでなくては秋田は良くならない。」と思って秋田での人材業での起業を考えました。



 世の中の人材業で一番収益率が高いのは、やっぱり派遣なんですね。次に(人材)紹介。そのあとに求人広告とか研修とかがきます。こんな風に、世の中にサービスが多いのは、企業向けの方なんですね。理由は、儲かるから。あきた総研の場合は、派遣も人材紹介もやっていません。なぜかというとやりようによっては儲かりすぎるからですね。


 どういうことかと言うと、儲かるってことは企業ニーズが高まってるというのはあるんですけど、私が起業した時のきっかけというのは、どちらかと言うと働く人・個人にフォーカスを当ててやっていました。個人の人が、「自分はどう働くべきか」とか、「自分はどうあるべきか」などを学べる場や相談できる場って無いな、と思っていて、そういう個人が前向きに働けるようになったりとか、しんどい時に相談に乗れる場を作りたい、という思いもありました。

 現在(2020.7月時点)のマイブームがアドラー心理学なのですが、「他人と比べるよりもどう自分がありたいかが大事」と言うフレーズがあります。まさにそれを学ぶ場が今の世の中には無いなと思っています。


 人材紹介や派遣は企業側からかなりの高単価の報酬を頂戴するということがあるので、そうすると企業本位にならざるを得ないということになります。悪い例を極端に言いますが、ブラック企業にあまり考えていない求職者を入れると100万円くらいの売上になります。でも必ずミスマッチになり辞めてしまいます。あまり考えない求職者なので、また紹介会社へ行き、またブラック企業へ紹介します。そんな人材ロンダリングで儲けることができる中で、「私のアドバイスを信じて!あなたのことを考えて言ってるんだよ」と言う言葉にどれくらいの信頼感があるか。

 そうではなくて、あくまでも個人や求職者(仕事を探している人)、新卒の方たちが、いきいきと働けるような会社作りをしていくと考えた時に、コンサルとして「辞めない会社を目指して一緒に会社の中を変えていくのであればお手伝いしますよ」というスタンスで、あくまでも軸足は求職者に置きながら、選んでもらえる、もしくは自発的にいきいき働いてもらえるような会社作りのためのコンサルティングをしています。非常に儲けの無い、いばらの道を進んでおりますが、秋田の地域に必要だと思っているので人材業をやっています。


まとめ

人材業界で起業したのは

  • ファーストキャリアがたまたま人材業界だったから

  • 地域課題を抱える秋田に求職者のための人材業が必要だと思ったから


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