まずは前の記事をチェック ”起業するために必要な3つのこと(別記事)"
前の記事では、私が起業する前に必要だと思っていた起業のスキルについて、お話をしました。今回は、起業した後ですね、起業して今7年くらい、2013年から起業していますので、まあ5年を過ぎた訳です。起業してみて、とっても大事なことにいくつか気付きました。
世の中で起業をして5年続く人のパーセンテージって非常に低いんですね。3年でどれくらい、5年でどれくらい、10年続く会社なんて非常に少ないという形でいる中で、少なからずここまで生き残らせてもらった中で気付いたことを、3つお話ししたいと思います。
1つ目、何かと言うと、時間も実績であるということです。急成長したりするとですね、非常に歪みが大きかったりするので、やっぱり緩やかに、緩やかに、自分が死なないように、もしくは、他のバイトを掛け持ちしてでも、長く続けているという事が実績になります。
さっき前段にも言ったんですが、3年続く人ってやっぱり少ないんですね、5年続く人ってもっと少ないんですよ。となると、「こいつ何か長く続けてるんだったら、何かできるのかもしれない」っていう風に、お客さんは思い始めますので、それを考えると、長く続けるというのが、実績になります。
起業したての頃って、すごく「実績何ですか?」って聞かれるんですね。でも、「実績なんかねぇよ!起業したばっかりなのに」って、こっちとしては思うんです。だから、目に見える実績を作るというのも大事なんですが、時間も実績になりますよということで、これから起業する人に対しては、頑張って、時間がかかりますが、それを目指して、死なないようにしてほしい。
死なないようにするというのは、資金ショートしたりとか、無茶に大きく事業を拡げようとしたりせずに、コツコツと続けていくことです。最悪バイトで食いしのぐということも、非常に重要な実績になりますよということが、1つ目です。
2つ目、起業しちゃった後に気付いたのは、やっぱり企業は複数名でやった方がいいです。1人というのは、無茶苦茶しんどいというか、精神的に追い詰められます。複数名で起業すると、相談もできるし、人脈も倍になるので、会社としては非常に有利になるんですね。
例えば、一人でやるとどうなるかというと、視野が狭くなってくるというか、「何故社会は俺を評価してくれないのか?」みたいな気持ちになったりするので、励まし合える人っていうのが非常に必要になってきます。資金の話にしても、やっぱり2人いた方が倍になるだろうし、あとはノウハウに関しても、情報の広がり方っていうのが、2倍じゃないですね、2乗になると思った方がいいと思うので、非常に幅が広がる。できれば、違うタイプの人、自分ができないことができる人と、一緒に起業するというのがいいかなと思います。
最後3つ目になりますが、扱うものは、自分の熱意があって、これから売れるであろうということ、ものがいいかなと思います。そのもの、ことに対して、「何故これから流れがくるのか?」っていう根拠も必要ですし、時代の流れ、時流を掴んで、商品を展開するというのが、重要かなと思っています。
例えば、2013年に私が起業した当初、起業するかどうか、その半年前までは迷っていましたが、起業することに決めたんですね。理由としては、これから人手不足が加速するであろうと思ったからです。2013年の時はそんなに人手不足とかは言われてなかったんですよ。ただ、これから人口統計上、絶対的に人手不足になってくるから、人材業としては、ニーズが出るであろうと。
それから、インターンシップを国が力を入れて推進する、ということを言っていて、まだインターンシップがそれほど浸透していなかったんですよ、当初は。でも今は自治体がこぞって、インターンシップ支援をしています。
極めつけとしては、人口減があるからなんですが、私の目測としては、人口減が進行して、人手不足になるんであれば、ただ単に供給をする、人が紹介とか派遣とかで「こんな人いますよー」というような商売ではなくて、会社の中の、そもそもの組織、風土を変えていくだとか、それから、仕組みとして「こういう働き方じゃだめだよね」とか(今でこそ働き方改革っていう名前がついていますが、まだ2013年当初は、その構想段階だったんで、そういう言葉は出ていなかったです)、
長時間労働になってしまうにあたって、薄利多売になっちゃってるから、そこに付加価値を高めるという商品設計とか、商品開発みたいな、なんかそういう会社の内側まで入るような仕事っていうのが「これから来るだろうな」と思っていたので、起業を決意しました。
まとめ
時間も実績。バイトしてでもコツコツ続けることが大切
1人よりも2人。複数名で起業すると良いことづくめ
時流を掴んだ商品選び
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代表取締役 須田紘彬
キャリアメンタリスト地域コーディネーター
就職相談/人材確保/働き方改革/ダイバーシティ/選択肢/決断
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