最近、経営者の会に顔を出すと「なんでそんなに学生と一緒にいたり、何かをやったり、インターンをしているんだ?遊んで無いで仕事しろ!」みたいなことを仰る経営者の方が非常に多いんですね。そこには「意味がないことだったり、労力がかかること時間割かないで、もっと自分のビジネスに時間を割きなさい」というニュアンスが含まれていると私は解釈しているんですけども、結論から言うと、私は学生と関わると言うことは、常に自分のアップグレードをしていると言うことだと思っています。
彼らは新しい感覚をどんどん取り入れますし、最近の流行りって言うのにもやっぱり敏感なんですね。そのうえ、これからのあきた総研の仕事っていうのは、企業の採用、特に新卒採用、若い人の転職も含めて採用のために「若い人たちはこう言うことを望んでいるんですよ」と言うことを理解して、企業さんにお伝えする必要があります。と言うことは、若い人たちの感覚を知らないと時代に取り残されることになります。
本当に本業が忙しくて学生と関われないという人ももちろんいると思うんですけれど、学生に対して労力がかかってメリットが薄い、「学生や若い人たちと関わる必要がない」と思っている人は、全然クリエイティブじゃない人だし、頭が固くなっている人、「もう時代に取り残されちゃって、どうしようもない人なんだな」という風に私自身思っているので、そう言う意味で私は学生と関わり続けていると言うことになります。
時代、新しいものですね、例えばTikTokとか、Instagramの使い方だとか、そういったことって言うのは、彼らは呼吸をするようにやっているんですね。中には苦手な人もいますけど。そういう人たちに教えてもらいながら、信頼関係を作っていって、何かしらイベントにきてもらったりとか、もしくは直接「こう言う企業があるんだけど、インターンしてみない?」と声をかけてみると、来てくれる。そう言うことになるので、今応募が、ゼロって会社も非常に多い中で、学生たちに声をかけたら来てくれると言う信頼関係を作ることに価値を見出せるかどうかってことも経営判断の一つかなって思います。
学生と関わり続けることは、自分自身の成長と集客・広告効果という後々必要になってくる重要な投資だなって思っています。
Q. 一般企業の人が学生と繋がるためには、どう出会えばいいか。
一般企業の人が学生とそう言う風に関わるためには、須田のイベントにいっぱい出る、と言うことですね。それから、古民家だとか市民活動もたくさんやっているので、それに参加していって、「学生の友達を増やす」と言う感覚の方がいいと思います。
社会人から学生に何か教えてあげると言うスタンスでは、やっぱり学生たちは離れていくので、学生と一緒に遊んでみる、と。例えば、雪寄せ大会に一緒に出場するとか、これ実際にやっている経営者さんがいるんですね。雪合戦大会に一緒に出るとか、市民活動に一緒に参加して、身分としてフラットな、お互い参加者、ボランティア会員のように市民活動をどんどん取り入れていったり、プライベートとして会うと言うことをしていったらいいと思います。
「働く」をテーマに学生と社会人が交流 ”【ハタモク】働く目的と生きたい生き方”
まとめ
学生と関わることは重要な投資
感覚をアップグレードする成長の機会
築き上げた信頼関係が、広告・集客効果となって返ってくる
関連リンク
「何か始めれば記念日」
株式会社あきた総研
代表取締役 須田紘彬
キャリアメンタリスト 地域コーディネーター
就職相談/人材確保/働き方改革/ダイバーシティ/選択肢/決断
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