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【ハタモク】働く目的と生きたい生き方

更新日:2019年3月5日



ハタモクというのは、ワークショップの名前であり、活動名であり、

今はハタモク実行委員というような市民活動の団体もあるので、団体名でもあるというようなものなのですが、働く目的について考えることをやる会です。


なんでそれをやりたいかというと、やっぱり世の中稼ぎたい人とか、仕事でやりがいを持って働きたい人とか、人のために働きたい人っているんですけれど、「その先に本当の目的があるんじゃないかな?」と思っているからです。



働く目的について考えるということは、それを通して、自分が人生の中で何を成し遂げたいか?ということを、常に考え続けることだと思っているんですね。



それがないと何に困るかというと、働くにしても、生きるにしても、必ず辛いことって人生にはあるので、辛いことを乗り越えるためには、その先の目的がないと頑張れない、と僕個人は思っています。




何のために働くのか、ということがないと、就職することが目的になってしまって


「とりあえずどこかで内定をもらいました。働いてみたけれど、何か違うなと思ってやめました。でも、新しい仕事も何か違うな。」


というのを短絡的に繰り返してしまうと思っているから、一体何をやりたいのか?ということを、ちゃんと明確にしていくほうがいいと思っています。


だから、何とか業をやりたい、とか、何とか職につきたい、とかっていうふうに言う人もいるけれど、それってじゃあ実際何を成し遂げたいのか?とか、何を目的にしているのか?というのを振り返れたらいいな、と思っていました。



ハタモクは、私が秋田に帰ってきた6年前から活動を始めました。

今は全部で、多分24、25回やっているんですね。


去年と今年というのは、本業が忙しくて全然できていないけれど、市民活動なので、いろんな人達がボランティアとして実行委員にもなってくれています。

市民活動って難しそう…? 【今更聞けない?】市民活動とは(別記事)

参加する方というのは、そのときだけ参加する方もいれば、比較的毎回参加してくれる方もいるというような活動の中で、働く目的ってなんですかね?というのを考えるんだけれど、切り口は毎回工夫をして考えています。


基本的な順番としては、まず自分の過去を考えて、その過去と現在の繋がり。


つまりは、過去はこんな子供でした。だけれど、今の仕事はこうだ、とか、今の大学や高校を選んだのはこういうこと、とか、こんな活動をしています、というような、現在


最後に、未来

これからどうなっていきたいか、とか、これからの時代はどうなるか、というような過去・現在・未来というような観点でワークショップを進めていることが大半です。



僕自身がキャリアの相談をしていても、ある程度アドバイスはできたとしても、その人に対して答えが見つけられるかどうか?といったとき、僕が言ったアドバイスが答えではないので、本人が答えを見つけ出さなきゃいけないんですね。

答えを見つけ出してもらうためにしていることがあります 【相手を尊重する】主導権を渡す(別記事)

答えを探す中で、いろんな価値観の人、つまりいろんな大人と会ったり、同じ悩みを持っている他の学校の大学生と会ったり、学年が違う人と会ったりして、


「そこは同じ考えだな」とか、「そんな生き方とか目的があるんだな」とかって思いながら、自分の働く目的というのを考えてもらいたいと思っています。



 

それから、働く目的について考えるというと、何か真理のような、1つの答えを見つけ出すみたいなニュアンスで聞こえるんですけれど、実はそこも全然違って、その人のそのときの働く目的でいいと思っているんですね。


だから、独身で20代のときの働く目的。

家族や配偶者がいるような30代。

それから、子供がいて、子供が大きくなってきて、子供の将来まで考えなきゃいけない40代の目的。


そんなような、その人の状況に合わせて働く目的というのは変化してもいいもの、ということを感じてもらいたいと思っています。



どうしても学生達というのは、自分がもう既に卒業する段階で、やりたいことの答えを見つけていなきゃいけないって思っているんだけれど、もちろんそんな社会人って多くなくて、


ほとんどの社会人も試行錯誤をしながら、自分は何をしたいんだろうと思いながら働いているので、そのことを知ってもらいたい。


そうして「自分が生きたい生き方とかっていうのを自由に言っていいんだ」とか

「自分がもっと自分らしくあるって、どういうことなんだろう?」ということを、最終的に考えるような場になってほしい。


それは答えが見つかるものではなくて。


価値観が変化したり、経験を持ったりしてできることが増える中で、自分がやりたことも変わっていくだろうし、できることも変わっていくだろうし、目的も変わっていっていい、というような、そんな考え方でいい。


それはプランドハプンスタンスにも繋がる考え方なので僕はハタモクを通して、人と出会いながら、1人1人が自分の人生をプランドハプンスタンス的に考えていくようなことをやりたいと思って、ハタモクを続けています。



まとめ

  • ハタモクとは「働く目的について考えることをやる会」

  • 働く目的は変化していいもの

  • どんな生き方をしたいかを常に考え続ける

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「何か始めれば記念日」


株式会社あきた総研

代表取締役 須田紘彬

キャリアメンタリスト 地域コーディネーター

就職相談/人材確保/働き方改革/ダイバーシティ/選択肢/決断


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