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学生向けのキャリア相談で大事にしていること



 あきた総研では、就職相談ももちろんしています。これにはいくつか形式があって、うちはキャリアコンサルタントが何人かおり(私は持っていないんですけど…)、うちのキャリアコンサルタントへのご相談は今の所(2019〜2020年)は無料でお受けしています。ただ、私須田に相談する場合には、そうだんドットミーというインターネットサイトを介して予約をしてもらって、有料になります。そちらはご了承ください。国家資格のキャリアコンサルタントは無料で、資格のない私が有料というのも一般的には変ですね(笑)

 今回はあきた総研としてどういう風な支援をしているかっていうことではなくて、私自身がどんなことを大事にしてたりとか、特に学生に向けての相談の時に「こんなことやってみたらどうかな〜」ってことが結構共通してあるので、それについてお話したいと思います。


 まず、「就職活動」のステップとしては、


①自己分析

②業界研究

③個社研究(その業界の中でどんな会社があるか)

④自己分析をもとにした自己PR/エントリーシート(ES)の書類作成

⑤面接対策


というのが大きな流れになります。

途中でSPIなどの「適正検査」が入るんですけど、これについては対策は必要ないと思っているので省きますが、まずは、対策のいらないと思う理由についてお話します。


 それは適正検査なので、適正を自分でいじったりとか、「この会社はこういう適正の人が好きそうだからそっちの適正に寄せよう!」みたいなことを考えるとミスマッチになってしまって、入社後にほぼ確実に病むので、会社が求めている人物像に寄せるのはやめてください、という話です。なので、適正検査については直感でそのままやってもらう、と。


 一方で、国語とか数学という問題があると思うのでそれについては数学の問題集だけ軽めに解いておけばいいと思います。SPI3というのが2020年現在最新の問題方式だと思うので、SPI3の本をブックオフとか中古本で、2019年、2020年と書いてない過去の本でも全然問題ないので手に入れて、数学の部分だけちょっと解いてみて、解き方を思い出したり、クイズみたいなところがあるのでやってみればいいかなと思います。(やって欲しいことは自己分析なんですけど、これについてはまた別でお話します。)



 

 今日一番お話したいことは、世の中の仕組みっていうのを知って欲しいな、ということです。業界を調べるとかにしても一旦ですね、「サプライチェーンで考える」というのがキーワードです。


 サプライチェーンとは、どこで製品の原材料が採れて、どうやって運んで、どこで一次加工して、どこで加工品を運んで、どこかで成形し、完成品にして、完成品をどうやって運んで、どこの卸業者/商社に卸されて、小売店(スーパー・家電量販店など)に行くのか、ということです。


 製品ができる前からできた後、消費者の手に届くまで、これをサプライチェーンというんですけども、それを知っていくなかで色んな業種や業態と関わっていくことになるので、それを知った方がいいかなと思います。



 例えば、一番最初、鉱山で鉄のもとを採ります、それをやっているのは現地で掘り起こしてたりするインフラの会社さんがある、それを買い取ったりとか権利を買い取ったりしているのが大手の商社になってたりもします。次はそこから海運があって、鉄が日本に運ばれてきて、ドロドロに溶かすような製鉄所みたいな所があって、そこから四角の鉄の塊になったものが各工場に運ばれて、四角いのから今度は歯車の形に削って成形をする、と。それがまた違う所に運ばれて大きな機械に組み込まれていって、また大きな機械に組み込まれたやつがまた運ばれて行ってまたどこかで使われている。


 まずは1つ、自分の興味のある業界のサプライチェーンでいいので「私パソコン好きだなー」と思ったら、パソコンをどんどん辿っていきながら色んな会社を調べていく、ということをしていくと、実際「自分は本当は何やりたいんだろう」とか、「どこの部分に興味があるんだろう」、とか分かってきて、今まで興味のなかった業界に興味が出たり、自分が本当にやりたいことってなんだろうっていうことが分かってくると思います。


 なのでぜひ、サプライチェーンで考えてみてください。



まとめ

サプライチェーンで業界軒級をすれば新しい業界、新しい自分の価値観まで見えてくる


関連リンク





 

「何か始めれば記念日」

株式会社あきた総研

代表取締役 須田紘彬

キャリアメンタリスト 地域コーディネーター

就職相談/人材確保/働き方改革/ダイバーシティ/選択肢/決断

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