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コワーキングスペースSDBの生い立ち


※ 2019年4月から道路を挟んで向かいに移転します ※


株式会社あきた総研の事務所は2018年の1月からコワーキングスペースSDBという形で誰でも1日100円で使えるようになっています。


あきた総研は最初、秋田県の創業支援室という所に入っていて、そこの支援期間は3年間だけで、3年経ったら自分で探してね、みたいな所だったから、次どういう所にしようかな、って場所を探してた。


その時に、うちはやっぱり学生と何かをしたいから、学生が集まりやすい場所が良いなと思っていて、じゃあ、秋田大学と秋田駅の間ぐらいに、場所を作ろうと!


事務所でも良いんだけど「事務所に来てね」というと、ちょっとハードル高いかなと思って、誰でも来ていい場所にしようと思ったんだよね。


その時、考えついた概念的なもので言うと、コワーキングスペースで何してもいい場所だよ、みたいなことを言おうと思っていて。


コンセプトは「自室と部室の間」



自室って自分の部屋だよね。

部室って、学校の部室の、何かしら目的を持って集まっている人がいるんだけど、ちょっとワチャワチャ遊んだり、休んだりもできるみたいな。


公的な場と、プライベートのちょうど中間みたいな場所を作りたいなと思って、始めたということになります。


なので、リビング的な感じだったりとかね、気楽な感じにしたいなと思った。


あとは、カフェ的な、自由に使えるようなキッチン的な所もあったらいいなとかも思ったんで、そういうスペースも作りました。




結局、カフェ的な人員的な問題もあって運営はできなくて、人員的な問題もあってできなかったんだけど、比較的、みんな自由に使ってもらえるようにしたいなと思っていました。


うちは、基本的に1回100円というところをとっているんだけど、うちの利益とかで考えると、100円とっても、とらなくても、どうでもいいんだよね。



だけど、100円払ってでも価値ある場所、みたいに思ってもらえたらと、思っているので、なるべく価値とは何か?とか出会いって大事だよねみたいなことを感じてもらえるような場所にしたいと思っています。


だから、いろんな使い方できると思っているから、社会人はそこで仕事の打ち合わせをしている所に、学生がサークルとか話し合いとか自分の勉強とかしているみたいな。




うちに相談に来る大人って、大抵が「大学生を採用したいんだけど、どうしたらいい?」みたいな相談が多いから、

「そんなの俺に聞かずに大学生に聞きましょう」みたいな感じで、学生に「どう思う?」って聞いてみたり。


「ちょっと何やっている会社か分かんないっすね。」みたいな生の声を知ることで、その会社が取組みを具体的にできるというか。


そういう予期せぬ場になって行ったらいいなと思って、作りました。


学生にとっても、社会人がどういうことをやっているかとか、実際にお金の話をしている所にも居合わせるし、いろんな大学とか、高校生と大学生とか、いろんな人達がごちゃ混ぜに集まれるような、そういうサードプレイスを目指して作りました。


”幸福度とサードプレイス(別記事)”

4月からは、道路挟んで向かいに移転をして、スペースでいうと倍ぐらい広くなり、打ち合わせとかもしやすいように、プライベートな内容も相談できるような個室もあるけど、今までと同じように、ごちゃ混ぜの場を作っていきたいなと思っています。


 

Q.最初の方に大学生と何かしたいという言葉があったんですけど、その何かしたいというのは決まっているものなんですか?

それとも、全然決まっていなくて、その場で決めていくスタイルなんですか?


全然、決まってないです。

どちらかと言うと、学生達がやりたいことがないという子が多いから。

であれば、やりたいことを見つけるためには何をすればいいんだろうなということが、いろんなことできる場がいいと思っているのね。


だから、例えば、「俺が料理作るからみんな来ない?」とか。

話しをしながら、みんなの就職相談するとか。

単純にボードゲーム大会開いてやるとか、例えばインターンシップの説明会とか、学生が希望すれば、営業研修みたいなことを学生向けにやるとか、

なんでもできるという、場を定義しないというのが、結構大事かなと思っています。




Q.中間ぐらいに、カフェとしての役割も果たしたいと言ってたんですけど移転したら、そっちも真面目に考えていくつもりなんですか?




そうだね、自分たちもそうだけど、やっぱり飲み物あった方がいいなと思っていて。

ドリンクバー的な機械を置くとか、にはしたいと思っています。


ただ、やっぱり大きな問題は、黒字にならなくてもいいんだけど、赤字ならずにトントンなるかっていうこと。


今は入場料100円もらって、やっていて、場所的には赤字なんだよね。


だけど、そういうドリンクとか、カフェとか、つまりコーヒーとかを淹れる人がいたとしても、人件費かかるし、

そうするとどうしても、入場料が全体的に高めになって、そこのバランス。


来やすさと、サービス面のバランスをどうしようかなというのは、すごく悩んでいるところ。

今のコワーキングスペースSDBでいうと、人を1人配置して、カフェ営業するのは、すごく採算が取れないので、まあ辞めたというところです。




Q.学生一人100円取ってやってるってことなんですけども、利用量、利用人数とかは、今はどんな感じなんですか?


利用人数ね、最初は取ってたんだけど、なんか最近はちゃんと取ってないから、ちょっと分かんないけど、夏くらいまででは、1年半で200人くらい。


毎日来るわけじゃないからね、あとは、ちゃんと記録をとってないっていうのもあるんだけど。

イベントで2、30人、ドンとくる時もあるから、それをちゃんとカウントしてはいないというところもあって、ちょっと数字的なところは微妙なところだね。

利用人数の記録は取らなきゃとは思っています。


まとめ

  • コワーキングスペースSDBのコンセプトは「自室と部室の間」

  • 様々な学校の学生と社会人が出入りするごちゃまぜの場

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「何か始めれば記念日」


株式会社あきた総研

代表取締役 須田紘彬


キャリアメンタリスト 地域コーディネーター

就職相談/人材確保/働き方改革/ダイバーシティ/選択肢/決断

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