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秋田-東京1000人企画のワケ

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3年前と4年前に、2年連続で、東京でホワイトボード持って、秋田の人いませんか?っていう路上ゲリライベントをやりました。





それは、1000人の秋田に由来する人、関係してる人と会って、

ホワイトボードに、何人目っていうのを書いて、写真を撮ってSNSで投稿していくっていうようなイベントでした。


1年目は、結局4日間やって、400人ちょっとしかいかなかった。

だけど、すごく沢山の人が面白がって来てくれて、

「ああやって良かったな、1000人行かなかったけど」

みたいに思ってた。


1000人に賭けてたから、1000人と会うまで帰りませんって言ってたんだけど、四百何人で結局帰ったのね。



だけど、「いや、良かった良かった」って帰って行ったら、結構ハレーションというか、影響があって、沢山の人が見てくれていたんだよね。


そうすると、「頑張ったね。」とか「面白いことやってんね。」とかって言うような人達もいれば、「なんで1000人行かなかったのに帰ってきたんだ。」みたいな人も、いる訳よ。


その批判てすごく、秋田の縮図だなと思って・・・。



別にその人は、何も負担してないし、俺は自腹で行って、誰に頼まれたわけでもないのに、まあ面白いと思ってやって、

秋田をPRしたり、東京にいる秋田の人がちょっと秋田のこと思い出してくれたら、みたいな気持ちでやったのに。


批判する人が出てきたんだよね。


そういう人達がいると、秋田で新しいことをするっていう風土にならないな、と思ったから、

次の年は、すごく作戦を練って、じゃあ本当に1000人行くまでやろうと!

いろんな協力をしてくれる人達もいたし、SNSで投稿の仕方とかも工夫をしてやりました。




2年目は無事3日間で1000人達成して、最後3日目はちょうどハピネッツの有明での決勝戦の日だったから、その帰りのハピネッツファンの方が1000人目だったんよね。



すごくプレッシャーも大きくて、またなんか批判されるんじゃないかみたいな恐怖もあり、1000人達成して、打ち上げで泣いちゃったんだけど。


やっぱり秋田で何かをやるとか、秋田関連で何かやるっていった時の弊害っていうのはあるから、

新しいことだとか、自分がよく分からないものに対して、批判するっていう人をあぶりだすためには、非常に良い企画だったなって思ってました。



 

元々の目的としては、2つあって・・・。


1つは、秋田に帰らないといけない、外に出たことが悪いことだ、っていうような発信が秋田県って非常に多いので、そうじゃなくて、

「東京に居ながら秋田のこと感じてくれれば、それでいいんだよ」

「自分が輝ける場所を探せればいいんだよ」みたいなことを、発信したくてやったっていうのが、1つ目



2つ目っていうのが、更にそこから発展した時に、

東京に居ながら何か自分がやりたいっていう人だとか、秋田に帰りたい人が、実際に秋田にくるためにはどういう仕事があればいいかとか、どんな娯楽があればいいとかっていうのを対話する機会が欲しいなって思っていました。


この二つの意味で、1000人企画をやったっていう所になります。


この企画自体は、信州若者会議とか、四国若者会議といった、若者団体が東京でやってたやつを良い言い方すると「オマージュ」悪い言い方すると「パクった」企画になります。


ただ一応、私より前にやっていた人達に「こういうのやってもいいですか?」ということで許可は取っていて、ちゃんと筋を通してあります。


この企画の影響っていうのは、僕がやったことによって、山形県の大学生が、同じような企画をやったっていうのと、それを見た岩手の人が、また何百人かでやりました。


ただ、この1000人っていう規模でやったのは、東北ではうちだけになります。



Q.須田さん一人でやったわけじゃないんですか?


企画したのは僕です。

あとは、「なんか、こんなのやろうと思ってんだけど、面白くない?」みたいな声かけをしました。

どの組織でやったっていうわけでもないガチの個人企画です。

でも、多く人が自分の意思で「面白そうだな」と思ってきてくれた結果です。

個人が集まって、1000人という集団になったのは、何か秋田の底力を感じましたね!


まとめ


秋田の現状を浮き彫りにした秋田-東京1000人企画は…

  • 「自分が輝ける場所を探せればいいんだよ」というメッセージを発信したかった

  • 人は秋田がどういう場所になれば来てくれるのか実際に話をしたかった


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「何か始めれば記念日」


株式会社あきた総研

代表取締役 須田紘彬


キャリアメンタリスト 地域コーディネーター

就職相談/人材確保/働き方改革/ダイバーシティ/選択肢/決断


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