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何かしたいけど何がしたいかわからない若者たちへ

更新日:2020年10月19日



 最近、社会人のフリーランスになりたい方とか、高校生・大学生の就職したい人たちも、「就職はしたくない」という相談だったりとか、「これからどういう仕事に就けばいいか」と悩んでいる人たちが非常に多いんだけど、「やりたいことをやりたい」という相談が非常に多いんですね。


 ただ、「具体的に何やりたいの?」と聞いても「やりたいことがすごく明確ではない」という相談がすごく多くて、その中で、私なりに相談してて、最近はこんな生き方ができるだろうな、みたいなことを考えてみました。


 1つは、企業に所属せずにフリーになるという考え方だと思います。


 最近だと、やりやすいのであれば、オンラインアシスタントとか、もしくはパワーポイントの資料作成をするような外注で請け負うとか、ランサーズみたいなフリーランスの仕事を受注するサイトもあるので、そういうのを活用しながら生計を組み立てていくということができるんじゃないかなと思います。


 必要な能力ということで言うと、お金を組み立てる能力だと思っているので、「最低限の年金や健康保険など生きるために実際いくら必要なの?」みたいな、ファイナンスの部分って言うのは絶対必須だと思います。そう言う意味では高校・大学在学中くらいから簿記の3級くらいはとった方がいいんじゃないかな、と思うし、もう一つはファイナンシャルプランナーの3級を持ってる方がいいかな、と思います。


 簿記3級とファイナンシャルプランナー3級に関しては、社会人になるには必須の考え方が詰まっていると思っているので、持っていない人も世の中には多いんですけど、基本的にやりたいことがない人たちはここを学んで、世の中のことを知って、組み立て方を考えると。


 例えば、「総収入がいくらあって、その中から家賃とか社会保険とか、絶対にお金がかかるものを差し引いた中で、贅沢するならこれくらい稼がないといけない、最低限生きていくにはこれくらい稼がないといけない」というのをちゃんと組み立てられるようになっておくと「じゃあその仕事をどうやって維持するか、獲得していくか」と言う話になってきます。


フリーランスのライターであれば「1000文字くらいの記事1本を1時間で書く、となると単純にそれを何本やらないといけないのか」とか、逆に「単価の高い仕事を取るためにはいったい何のスキルや専門性が必要なのか」という発想から、「じゃあこの専門性つけなきゃなあ」とさらに自分で勉強していく、と雪だるま式に実力を伸ばしていく、ということはフリーランスのほうが、今の世の中はできるんじゃないかな、という気がしています。


 別に上記のやり方がベストなんじゃなくて、やりたいことがない人はもっと生の「生きる」を感じた方が良いと思ってます。感受性が低い。それには知識が足りない。もっと世の中のことを知ることが必要です。


 逆に、どこかに所属してしまった時に確かにそこの会社のノウハウだとか、その会社の看板があるので仕事がしやすいということもあると思います。大企業って個人の実力じゃなく、会社の看板(ブランド)に仕事を任せる安心感があるからです。人によってどういう働き方がいいか、というのは「現時点での覚悟」なんじゃないかなと思う今日この頃です。



まとめ


企業に所属せずにフリーランスで生計を立てるにはまず「お金を組み立てる能力」が必要


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「何か始めれば記念日」


株式会社あきた総研

代表取締役 須田紘彬

キャリアメンタリスト 地域コーディネーター

就職相談/人材確保/働き方改革/ダイバーシティ/選択肢/決断



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