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私が「NAOのたまご」に協力する理由

更新日:2020年12月9日



 私は障がい者の社会活躍を目指すNPO団体の「NAOのたまご」という団体の理事をしています。なぜこのような活動をしているかというと、一番は代表の佐々さんと出会って、考え方が非常に素晴らしいなと思ったからです。このNAOのたまごは様々な活動をしていますが、特に私が担当しているとういうか、推進したい活動というのが、車椅子でのバリアフリーマップを作る活動です。



 これから、ダイバーシティとかインクルージョンといった、どんな人でも活躍ができる社会を作っていくということを考えた時に、私自身はあんまり障がいを持っている人との関わりは多くなかったんで、正直知らない部分だったんですよね。だけど、一回、角館でやったバリアフリーマップのための街歩き、つまり、車椅子を使った街歩きをしてみると、些細な段差が非常に気になるとか、道路や歩道が整備されていないという事が、すごく外に出る気を失わせる。ましてや、障がい者トイレがあるかどうか、とか。そういう小さな…、本人にとっては大きいんだけど、僕ら関わっていない人からすると、そんなに普段は気にしないような所で、障がい者の方達が外に出にくい環境になっているなということを非常に感じました。

ダイバーシティとかインクルージョンって何だろう? ”【多様性】「あの人だからね」って言い合おう(別記事)


 それを、アプリを通じて、ここのトイレは入りやすいとか、車椅子の幅がしっかりあるとか、トイレの中で方向転換できるとか、いろんな情報を秋田県の中でも、公開していくと、障がい者の方達が外に出やすくなるんじゃないかな、と思っています。そうして車椅子とかでも外に出やすくなるから、街中でよく見かけるようになって、みんなの理解が進むんじゃないかな、という風にも思っています。

 もちろんNAOのたまご自体は、いろんな音楽会やったりとか、勉強会やったりとか、いろんな活動をやっていたり、障がい者のデイサービスっていうのも、これから進めようとしているんだけど、私は基本的に、バリアフリーマップでの活動推進を担当したいと思っています。

 

Q 須田さんがお仕事でされている大学生や、社会人に向けての就職支援とか、キャリアののことと、障がい者の方々のことに関して、何かつながりみたいなものを見出せたことはありますか?

 非常に良い質問ですね。これから、人材育成とか、採用とか考えた時に、大事になってくるキーワードが、「タレントマネジメント」っていわれているんですね。

 「タレントマネジメントとは何か?」を非常にシンプルに言うと、個性を活かして働くという意味になります。今は仕事を探すときに、職種とか業種とか、そういう探し方で探す人が多くて「あなたが活躍できることってどんな仕事なの?」っていうことを、みんな分かってないし、会社もそこを考えてない。「あなたは過去に営業の経験があったから、営業の仕事をやりなさい」という話になってしまっているんだよね。


 でもそうじゃなくて、営業の経験はあるけど、「結構人と会うのストレスなんだよね」っていう人は、内勤の方が良いかもしれないし。事務を今までやっていた方でも、「人と話すの好き」っていう人だったら、営業の方が向いてるかもしれないというケースもあるよね。タレントマネジメントっていう観点からすると、そういう個性を活かして働くとういのは非常に大事なことです。

 その個性の1つとして、未経験とか、障がい者という、今までにない視点の人たちが入るっていうことは、やっぱりその会社にとって、プラスなことが多いです。いわゆる、常識を疑う必要があるとき、今までのやり方を振り返って「このやり方ってなんでこうなんでしたっけ?」「もっといいやり方ありますよね?」というような点を見つけるために、そういう人達の視点を入れるっていうのは、大事だなと思っています。

 だから、「今までなかった視点を取り入れるということ」は、別に障がい者とかっていうことだけじゃなくて、「自分が経験してこなかった人」「自分とは異なる価値観を持っている人」と接することで得られると思い、活動をしています。


まとめ


  • NAOのたまごの理事として活動しています

  • 主に車椅子での街歩きによるバリアフリーマップ作成に協力中

  • 新しい視点を取り入れることは起業にとっても大事なこと

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「何か始めれば記念日」

株式会社あきた総研

代表取締役 須田紘彬

キャリアメンタリスト 地域コーディネーター

就職相談/人材確保/働き方改革/ダイバーシティ/選択肢/決断


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