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【IQだけじゃない】今注目のEQとは


 


 ここ10年ちょっと前ぐらいから、IQと対比されるEQというものが非常に重要視されています。


 IQというのは、頭脳指数なんですよね。つまり、頭の回転速いかとか、物が覚えられるかとかっていうのはIQなんです。その一方で今大事にされているのは、EQという風に言われています。

 EQのEというのは、エモーションのEです。EQは、感情や共感の指数という風に言われています。「ちゃんと空気が読めるか?」とか、「人の気持ちに共感できるか?」とか、「誰かの立場に立って考えるられるかどうか?」っていうのが、EQの指標になるという風に言われています。


 他のブログの記事でも言っているんですけども、これからの人工知能時代について、藤野さんの『2020年人工知能時代 僕たちの幸せな働き方』という本がありますけど、その時に大事にされてるのが、感情面です。やっぱり複雑な計算みたいな事というのは、機械がしてくれている訳ですね。今は人間が手作業で計算するとかっていうよりは、そういったことは全部機械にプログラムとしてやってもらって、「じゃあ人間がやるべき仕事って何か?」を考えないといけない。人の感情を理解するとか、先読みをするとか、そういった感情面っていう絶対に機械に代価されない部分です。そこでEQが高い人が仕事を進めることができる、仕事で活躍できるようになる、という風に一般的には言われています。



 EQはいろんな測り方があって、心理テストとかもあるんだけど、その数値自体の出し方が、機械的な出し方というか、統計学的な出し方になってしまいます。なので、EQ自体は、測る測らないとか、高い低いとかっていう、数値的な問題ではなくて、接していく中で、EQの高い人との関わり方や、人の気持ち、空気が読めるみたいなことを、どうやったら身につけられるのかとか、組織でいうと、どうやったら開発できるのかみたいなことを考えていけると良いと思います。


 ただ、面白いことにですね、IQとEQはある程度のところまでは相関関係にあるんです。人の気持ちが分かるために、いろんな人の立場になって考えたり、「どの言葉やキーワードを使って話をするのか?」とか、「どう文章にして伝えるのとか?」といったコミュニケーションをするための論理的な思考になってくると、やっぱりある程度IQが必要になる。なので、必ずしもIQが要らないという訳ではなくて、IQが必要な仕事、EQが必要な仕事というのを分けて考えること、どういう相乗効果が生まれるのかを考えることが大事かなという風に思います。



まとめ


  • EQとは感情・共感の指数

  • EQは人工知能時代のキャリアで重視されている

  • IQとEQは相関関係にあり、どちらも必要なもの


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「何か始めれば記念日」


株式会社あきた総研

代表取締役 須田紘彬

キャリアメンタリスト地域コーディネーター

就職相談/人材確保/働き方改革/ダイバーシティ/選択肢/決断

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