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モチベーションマネジメント 3つの視点



 私はモチベーションマネージャーという資格を持っています。これはリンクアンドモチベーションという会社が、出している民間の資格です。



 モチベーションをマネジメントするというのは、今でこそよく聞かれるんですが、本当に十数年前までは「モチベーションというのは自分の問題であって、他人や会社が関係してくるものではない。やる気がないのは自分の問題だろう」という風に、組織でも言っていました。そういった時代があるからこそ、今、マネジメントの中でモチベーションを扱うっていうことが増えて、ちゃんと言われるようになってきました、ということになります。


 モチベーションマネジメントする時に、必要な事っていうのが3つあります。


 1つ目は、環境ですね。お洒落なオフィスとか、温度が適切かとか、これは季節とかも関係してくるというのが環境面になります。

 2つ目は、目標設定です。方向性とか、会社理念とかも含まれているんですが、何の為にやるのかみたいなことが、明確じゃないとやっぱりいけない。結構ここが核になってきます。

 3つ目は人間関係ですね。環境にも近いんですけど、人間関係だけじゃなくて、お洒落な環境になると人間関係も変わったりするという所もあるし、お洒落な場所でも、人間関係悪かったらダメな所でもあるので、人間関係というのを独立をさせて言います。


 

 1つ目の環境に関して言うと、やっぱり秋田の企業とか地方の企業というのは、大抵オフィスがダサいというか、無機質なんですよね。コンクリートの壁だったり、鉄パイプのイスで会議室あったりとか、オフィスのデスクがアルミのダサい。「事務机です!」みたいな、そういう机だったりするので、とにかく働く環境として、集中はできるかもしれないけど、非常にモチベーションが湧かないようなオフィス作りであることが多いな、と思います。あとは、冬寒すぎるという、とにかく足元が冷えまくるみたいな所もあるので、働く環境は、秋田では最悪だと思っています。



 2つ目は目標設定。「モチベーションってそもそも何なのか?」というと、理由なんですよね、動機っていうのがモチベーションなんで、「何の為にやるのか」というのがモチベーションになります。だから、すごく短期的なものであれば、恐怖で、怖いから、怒られたくないからやるというのも、一種のモチベーションではあるんだけど、長続きしないんですよね。であれば「これは何の為にやるのか。この仕事は何の為にあって、自分の仕事は、全体的な会社の仕事の中で、どの立ち位置あって、この会社は何の為に、社会に存在しているのか」みたいな所までが納得できると、モチベーションとしては高まるという風に言われています。


 3つ目、人間関係は非常に大事だと思っていて、つまりは「自分だけの為じゃなくて、誰かの為に働きたい」みたいに思える所には、尊敬できる上司や、励まし合える同僚みたいなものが必要だと思っています。秋田県で私の方で勧めているのは、地域同期っていう考え方を勧めていて、どうしても20代が会社に一人しかいないとか、「6年、8年もずっと一番下っ端、年下です」みたいな人達がいるんで、そうすると成長実感が湧かなかったり、愚痴が言えなかったり、非常に心細いということもあります。なので、そこら辺を、地域を取り巻く若い人達を集めて、いろんな会社の若手が集まって「同期だよね」と、人間関係を構築しながら、まあ愚痴を言うっていうことも大事だし、ガス抜きをしながら、励まし合う。もしくは、どこの会社でも結局同じなんだなとか、社会的にここは飲み込まなきゃいけないんだなとか、徐々に、緩やかに理解していくというのは、大事かなと思っています。



 以上の3点からモチベーションマネジメントをしていく必要があると思います。


まとめ


  • モチベーションマネジメントの視点は 環境・目標設定・人間関係 の3点

  • 企業をまたぐ地域同期が秋田のモチベーションマネジメントに役立つ


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「何か始めれば記念日」


株式会社あきた総研

代表取締役 須田紘彬

キャリアメンタリスト地域コーディネーター

就職相談/人材確保/働き方改革/ダイバーシティ/選択肢/決断

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