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【だーすーさんと哲学④】千のプラトー



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【だーすーさんと哲学④】千のプラトー


 千のプラトーっていうのが何かっていうのは、非常に分かりにくいかと思うんですが、私が大学生の時に専攻していた、フランスの現代哲学の哲学者の中にジル・ドゥルーズという人がいまして、その人が心理学者のフェリックス・ガタリという人と一緒に書いた本の1つが『千のプラトー』という本です。


 プラトーというのは何かと言うと、「高原」とか「高い丘」とか、そういう意味です。そして、「千の」ってついてるので、たくさんの山があるみたいな。山というのも、単純にそのまま目に見えるマウンテンの山ではなくて、波の波形の上の部分ですね。直線がギュッと押されるて波形になったりするような、気分の高まり高揚感、上がり下がりするものが本来のプラトーの意味になります。



 本の内容は、別の記事にもありますが、ポスト構造主義について書いていたり、いろんな題材が含まれているんですね。小説っていう見方をしてみたり、それからアートとか美術というような観点でお話をしてみたり、あとは心理学者の方がお話をしていたりするので、例えば人間の精神構造の中で「やる気とは何なのか?」みたいな話があったりとか「双子は何故あんなにシンクロするのか?」とかですね。人間の声の調和であったりとか、音楽性みたいな所から、アプローチしてみたり、いろんな側面で書いていたりするんですが、やっぱり構造主義から抜け出して、これからはポスト構造主義になっていくにあたって、人間の感覚とか身体性というものについて、哲学的な側面と精神医学的な側面から書いている本になります。


ポスト構造主義ってよくわからないという方は "【だーすさんと哲学③】ポスト構造主義(別記事)"

 私、非常にこの本が好きで、感銘を受けました。ずっとそれまでは理屈探しや理由探しみたいなこと、いわゆる「真理を探そう」みたいな風に思っていたのですけども、そうじゃなくて、なんか我々が言葉に言い表せないこの感覚であったりとか、それを何故この言葉で表しているんだみたいなこと、そういった真意を読み取るというか、なんかそういう人の気持ちを大事にするみたいな事を哲学や心理学的に学んだっていうのが、すごく面白いなと思っていたので、今日はこの話をしたかったのです。



まとめ

  • 「千のプラトー」は哲学者と心理学者が人間の身体性について書いた本

  • 理論や構造では説明できない気持ちを大切にするポスト構造主義を様々な角度から見ることができる

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