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【だーすーさんと哲学②】性善説と性悪説

更新日:2021年2月21日




 

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 これは中国の哲学的な、東洋思想の中での考え方なんだけど、孟子と荀子という人がそれぞれ性善説と性悪説を唱えていました。私の周囲ではよく間違った使われ方をされていますが、性善説と性悪説はどっちも同じことを言ってるんですね。


 だけど、みんな「本性が善なのか?本性が悪なのか?」という話し方をしていて「性善説的に考えると」とか「性悪説的に考えると」みたいな言い方で人のことを語ることが多いんだけど、実は基本的にどっちも同じです。


 性善説というのは「人は元から正しい考え方をできるから、それを勉強だとか、成長をし続けることによって維持するんだ」「成長とかを止めちゃうと、人は悪に後からなります」っていう考え方。


 性悪説の考え方というのは「人は元々悪だから、勉強や成長を通じて善にならなければならない。だから、成長や勉強を辞めると、悪に戻っちゃうよ」っていうことを言ってる訳なんです。


 どっちも「勉強すれば善になるし、勉強しないと悪になる」という同じことを言ってる訳だ。元々、何であろうと勉強しないと悪になるし、成長し続ければ善になるということは全く変わらないんで「別に元々はどちらだと関係ないじゃん」みたいなことを、私はずっと言ってます。



 

Q.性善説と性悪説がどっちも同じと気付いたのは、いつ頃ですか?


 中学生の時です。俺は中学生の時に、哲学に目覚めまして、中二病とよく言われるけど、中二の時に「何故俺は生まれたんだろう?」と思ったんで、その時に「哲学というものが、そういうことを考える学問なんだよ」みたいなことを親から聞き「ソフィの世界」という分厚い本を渡されて読み始めました。そこから、いろんな哲学的な本を読み始めたので、「結局同じこと言ってるやんけ」みたいなことを気づいたのは、中学三年生の時でした。




Q.実際に性善説、性悪説的な、勉強しなきゃ悪になるという考えを、身を持って感じたことはありますか?


 やっぱり起業してからは、非常に強く感じています。信念持って起業しているんだけど、資本主義というか、お金を稼ぐ方法って、正しいことしない方が、やっぱり金稼げるんだよ。

 

 正しいやり方をしていると、非常に制約が多かったりするので、正しいやり方をし続けながら、苦しみながら、あんまり儲けないことをやり続けるためには「これって何の為にやっているんだっけ?」とか「困ってる人って誰なんだっけ?」みたいな、そういうことを常に思い返さないといけないんだよね。


 そうやって儲けないことろで価値出すためには、自分が第一人者になったりとか、人がやってないことを進めなきゃいけないので、勉強をやっぱりし続けないとっていうのは感じます。


 今の世の中にないことをやっているから、誰に聞いても分かんないし、正解が見つかる訳でもないし、やってる途中に正しいかも分かんないことを、ずっと続けているので「これは何の為だっけ?」ということに立ち戻れないと、楽な方に転がっちゃうなとは思う。そういう楽で若干正しくないことだとか「金を儲けられればいいや」みたいなことで止まっちゃうといけないので、お金を何の為に稼ぐのかまで、考えられると良いなと思います。



まとめ


  • 性善説と性悪説はどちらも「勉強すれば善になり、怠れば悪になる」と言っている

  • 起業して常に新しいことを進めなければならない状況で性善説・性悪説を実感

 

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株式会社あきた総研

代表取締役 須田紘彬

キャリアメンタリスト地域コーディネーター

就職相談/人材確保/働き方改革/ダイバーシティ/選択肢/決断



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