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【"相手の立場に立って考えなさい"のウソ】本当の客観性とは

最終更新: 2月21日



 これも、新卒で入った営業会社で、上司と一緒に企業さんにプレゼンテーションにしに行っての言われた事なんだけど。


 割引はできないから、向こうが求めているような金額感の中での提案だとか、うちの提案以外の「他社さんだとこういう風にできますよ」みたいな事とかも、総合して提案したんだけど、結局うちのサービスだけじゃなく、他者や無料で出来ることも含めて、何もやらないという決断に向こうがして、帰り際に、俺はもうすごい憤慨してたんだよね。


 「何でこんなに考えて、困ってることを解決するには、世の中にある解決手段を全て提示して、別にうちに仕事を頼まなくても、他にいろんな手段があるんだけど、解決するには、これとこれとこれとって、全て網羅した提案をしたのに、何もしないっていう決断ってあります? なんか全然会社を良くしたいとか思ってませんよね?」みたいなことを上司に俺が愚痴ったわけだよ。




 上司も一緒に同行してたから、相手の状況とか分かってるんだけど、一言上司が言った訳ね。


 「須田はね、何にも分かってない。 あの顧客の担当の人は、何が問題なのかが分かってないから、決めれないんだ。須田の場合は、今お前は言ったな『俺があの人だったら』っていうのは客観的な考え方じゃないんだぞ。 それはお前の価値観を抜け出せてないから、ポジションというか、位置として、向こう側、相手側にお前が行っただけで、お前から変わってないだろう? あの人がどういう状況に立っていて、どういう育ち方をして、どういう人間関係の中で、今何をどこまで知ってのるかということを知らないと、相手の立場に立ったと言えないから、もっとあの人のことを知ってから、もう一回提案しよう!」と言われて、すごくハッとさせられたんですよね。



 相手の立場になって「あなたがあの人の立場だったら、どうすんの?」みたいなことを言われてたし、考えてたつもりだったんだけど、やっぱりそれって俺の価値観を抜け出してなくて、相手の価値観じゃなかったから、それをなんとか改善していかないといけない。


 ――相手がどういう価値観なのか?

 ――相手はどういう選択をするのか?

 ――何を大事にしているのか?


 「なんかそういうことを考えることが必要なんだな」っていう風に、気づかされたのが、その時のエピソードになります。


 その時以来、俺は俺の価値観があるし、それを誰からも否定されたくないけど、相手は相手の価値観があって「何でそういう選択や、考え方や価値観なんだろう?」みたいな「その人の人生の背景を、大事にして、個人の相談をしたりとか、アドバイスをしたりしよう」という風に、心に決めたエピソードでした。




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【私が大切にしているもの①】量が質を生む(別記事)
【人見知りも個性】治すんじゃなくて、見せなくしよう!(別記事)

Q.相手の立場になるとか、そういうのって難しいですか?


 ちょー難しいですね。やっぱりある程度のところを予測でしか過ぎないんで、こういう風に育ってきて、こういう兄弟で、こういう過去に挫折をしてきたから、きっとこうだろうという全部予想なんだよね。


 だから、その精度を上げていくということが、専門性だと思っているので、そこら辺はいろんな人から話を聞いたり、いろんな人と会って、世の中にはいろんな多様な価値観があるんだなということを、知り続ける。俺が、この能力が完成するということもなくて、たぶんまた人生として、ずっといろんな人に会い続けるということが、必要だなとは思っています。だから、ちょー難しいと思っています。


Q.須田さんは若い人を客観視することはできますか?


 出来ないけど、他の大人よりはできると思ってる。たぶん同じ年代の人達の方が、できるんだと思うんだよね。だけど、たぶん世代の違う人の中では、俺が一番分かってると思う。だから、そこら辺はずっと試行錯誤しながら「これでいいのかな?」とか、むしろ決めつけた接し方はせずに、「どう感じる?」みたいなことを、ちゃんと話しながら、アドバイスはし

ようと思ってます。


まとめ


  • 相手の立場に自分の価値観で立つだけでは客観視とは言えない

  • 本当の客観視は相手の価値観を知ること

  • 客観視を磨くには常にいろんな人に会い続け、多様な価値観を知り続けること



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代表取締役 須田紘彬

キャリアメンタリスト 地域コーディネーター

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