私はFAXが嫌いです。というか、まず電話がそもそも嫌いなんだけど、特にFAXがある意味がいまだ分からず。
この働き方改革が叫ばれ、テクノロジーが進化している時代に、FAXを使うということが、いかに世の中の生産性と、新しいものに取り組むという姿勢を失わせているかということを非常に強く感じているので、FAXをなくしたいと思っています。
東京でいうと、FAXを使っている会社なんかほぼ無くて、秋田だと、まだまだあるっていうのが、不思議でならないんだけど。FAXがなくなった方が良いメリットとしては、二つありまして。
一つ目は、単純に業務効率化です。
多くの人が、FAXを送るために、FAXの場所に行って、FAXのボタンを押さないといけないんですよね。流している間、ピーっていって、紙をスキャンする時間を待ち、出てきたものを、またどっかにファイリングするか捨てるかして、資源が無駄になっている。その上、送られた側はFAXの受信に時間がかかったり、音がうるさかったりしてこちらも手間になる。更にそこから、電話がかかってきて、「FAXを送ったんですが、届いてますか?」っていうような確認で人手がとられると。
それで、小さい会社ですぐ近くにFAXがあればいいけど、違うフロアにFAX機があって、確認しに行きますとか、そうなってくると、どんどん無駄な作業が増えていく訳ですね。
その上、FAXがきちんと送られていればそこで終わりだけど、送られてなかったら、じゃあどこにいったのかみたいな話にもなるし、もう一回送り直すっていうのも、手間だし。
例えば、今の秋田県でも、商工会議所とかは何千社に向けてFAXを送っていたりするんだけど、たいてい、夜にそれを発信を始めて、6時間とか7時間とかかけて、何千社にFAXを送るということをやっているので、なんかその辺が非常に非効率だな、と思っています。
それから、二つ目の理由としては、情報漏えいの観点からも非常に怪しいなと思っています。
FAXっていうと、結構、申込みが多かったりするんですよね。イベントへの申し込みだったり、商品や新しい購入・購買についての注文書だったりっていうのが、多いと思うんですけど、それを間違って送った時に、非常に情報漏えいしやすい状況になってます。
そういった情報漏えいのリスクはメールでもあり得るっていう話もあると思うんだけど、FAXも十分に怪しくて、危なくて、人手やミスによって、会社の情報も漏れる可能性があります。
この業務効率の観点と情報漏えいの観点の二つの観点から、FAXはなくした方が圧倒的に世の中の生産性を上げていくと思っています。
なので、FAX禁止!
Q.FAXがなくならないのは、秋田でFAXに需要があるから、なくならないわけじゃないですか?もしFAX撲滅したら、FAXは何で代替したらいいですか?
メールかWebフォーム、申込み関連だったら、全部申込みフォームでやればいいし。新しいお知らせだったら、メールで十分でしょ?
Q.秋田でFAXが減らないのは、おじいちゃん、おばあちゃんがWeb系が疎いからではないでしょうか?
じいちゃん、ばあちゃんができない訳じゃないんだよ。だって、東京ではやっているんだから。ということは、それに合わせて、覚える環境を作らないと覚えない訳だから。これからの時代のなかでは、なくした方がいいんじゃないかな。じゃないと、覚えるきっかけがないから。
まとめ
FAXは非効率!
FAXは情報漏えいの危険性を孕んでいる!
FAXやめよう!
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「何か始めれば記念日」
株式会社あきた総研
代表取締役 須田紘彬
キャリアメンタリスト 地域コーディネーター
就職相談/人材確保/働き方改革/ダイバーシティ/選択肢/決断
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