高校生の団体であるLift-upという団体が、毎年のように開催している、高校生たちで自分たちの将来、今後の未来、どういう世の中になっていくか、みたいなことを話し合う「秋田わかものサミット」というイベントがあって、そこに数年間協力をしていました。協力の仕方としては、協賛企業として開催の費用を出したり、あとは運営の仕方だったり、当日参加をする、軽いコメンテーターをしたりしていました。
なんで協力していたのかと言うと、首都圏では高校生の活動って、非常に多いんだけど、秋田県って、高校生の活動がそんなに多くなくて、ましてや大学生ですら、そんなに多くないので「若い人たちが、悩んでいたり、考えたりする場には、なるべく参加をして協力をしたいな」と思っています。
私の観点としては、2つあって、若い子たちに対して、俺自身が悩んでいたり「オッサンたち、ちょっと静かにして!」と思うこともあったりするので、社会的な側面から「どうすれば活動がより促進されるか」みたいなアドバイスをしたいというのが、1つ目。2つ目は、私自身が「今の子たちは何考えているのかな?」というのをやっぱり知りたいので、わかものサミットはそれを知り、考える良い機会、というところです。
特に、Lift-upというのも、何かしたいけど何をしたらいいか分からないという子に対して、高校生向けにワークショップをやったりして、考え方を一緒に悩んであげるみたいな団体で、その代表の松嶋君というのが、ホームスクーリングをしたりだとか、学校や家だけじゃない所で勉強をしたり、勉強だけじゃない他の活動もあるよね、みたいな多様な生き方を実践している子でした。
なので「まず、出た杭を打つんじゃなくて、伸ばすか支えるかする、大人が一人ぐらい居たっていいじゃない?」みたいな気持ちで、協力をしました。
Q.若者サミットに毎年関わっていたという話だったんですけど、毎年やることで、何か秋田が変わったとか、高校生が変わったところはありましたか?
やっぱり学校教育の大きな問題だったりとか、どれくらいの高校生が参加するのかっていうのがあると思うので「秋田が変わった、高校生が変わった」という感覚はあまりないです。
ただ、若者サミットに関わった子たちに関しては、高校卒業してからの考え方とか、もしくは、「今まで普通の高校生だったんだけど留学に行くことにしました」とか、参加した子達にとっては、背中を押すような、すごく良い仲間作りが出来ていたんじゃないかと思います。
そのうえ、少なからず、毎年参加者が増えていたり、運営側で手伝っている子が増えたり、他県から来たり、少しずつ活動が広がっていたという感覚はあったので、そういったところは地道にやっていくしかないのかな、と感じました。
Q.参加した高校生同士とか、運営側と高校生で継続的に関わりはありましたか?
ちょっと、運営に関しては俺はよく分からないけれど、よく「若者サミットに参加した子なんですけど」と、代表の松嶋君から紹介されて、うちに来たりとか「新しいプロジェクト一緒にやろうか」みたいなことを言ったりとか、それこそハタモクや、うちでやってるしごとーーいに参加してくれたりとか、そういう形での関係人口は増えたのかな、というのは感じていました。
働く目的を考える 【ハタモク】働く目的と生きたい生き方(別記事)
子どもたちと働くことを体験する・考える "しごとーーい"ってなんだろう(別記事)
まとめ
高校生が考える活動は秋田では珍しく後押ししたかった
参加者を後押しする良い仲間づくりの場となっていた
関連リンク
Facebookページ:Lift-up
「何か始めれば記念日」
株式会社あきた総研
代表取締役 須田紘彬
キャリアメンタリスト地域コーディネーター
就職相談/人材確保/働き方改革/ダイバーシティ/選択肢/決断
Comments