しごとーーいっていうのは、秋田県でやっているこどものまちというイベントの一つのパッケージです。
子供のまちってじゃあ何かっていうと、これは世界的にやってるミニミュンヘンとかミニ何とかっていう都市名を付けた小学生向けのキャリア教育のイベントです。
ミニミュンヘンっていうところから分かるとおり、ドイツで発祥した子供向けの職業体験のイベントで、日本だと子供のまち何とかっていう名前でいろんな地域で開催されてます。
東北だとうちの秋田だけじゃなくて、宮城県の仙台と石巻2箇所でやっていて、うちはどちらかというとですね、仙台市でやってるものをモデルにしてやってます。
4年前に初めて第1回やったので、5年前にいろんなところに視察に行ったんですね。
仙台はもちろん行きましたし、東京でも2,3箇所見学に行って「これは将来的に必要だな」という風に思いました。
ただやっぱり開催するのにお金が掛かるので、どうやって開催するかっていうのが非常に大変な問題だと思っていましたが、
最終的には市民活動、いちボランティアとして開催することにしました。
想いとして子供たちにどんな経験・体験をしてもらいたいか、どんな将来像を持っているかっていうと、
やっぱりこれからの時代っていうのは、今ある職業っていうのはなくなる可能性があって、新しい職業が出てくるとか、新しい職業に就く子が非常に多くなってくると思ってます。
なので「この職業になりたい」ということでも、
「こうすればこうなるってことだけを知ればいい」ということでもなくて、
あくまでも人間としてのコミュニケーション能力を発揮してもらいながら、
ライフシフトが今後起こっていくっていうことを最低限前提として、
コミュニケーションの上で喜怒哀楽がはっきりした子だとか、個性が活かせる仕事だとか、新しく現れていくような仕事にも対応できる発見能力とか、常識を疑ってみる心とかね、なんかそんなことを考えながらやりたいなと思ってます。
ライフシフトって何? ” 【個人でお金稼げますか?】ライフシフトと100年時代 (別記事)”
我々ボランティアも、小学生たちが体験する仕事を考える時は、
「これで一体何が学べるんだろう」とか、「将来的に子供たちはこれを通してどういう発見があったらいいか」とか、「どういう気づきがあったらいいか」ということを大事にしてやってるし、
イベントではボランティアとか実行委員は、子ども達にやり方を教えるのではなくて、
「どうすればできると思う?」っていうのを問いかけながら、
時間が掛かってもいいから子ども達が自分の力で考えて何か一つのものを作ったり、体験できるような接し方を大事にしています。
こだわりとしては、11月23日にやるっていうことを一つのこだわりとしていて、理由としてはその日が勤労感謝の日なんですよね。
僕らがこのしごとーーいを想いや気づき通して想いや気付きを伝えたい対象の相手っていうのは、もちろん子供がメインなんだけれども、
参加をする我々大人、大学生、高校生のボランティア、参加を決定してくれた保護者の皆さんにも、もう少し「これからの未来どうなっていくのか」とか「そもそも仕事って何だろう」とか「働く意味って何だろう」みたいなことを考えるきっかけを作りたいと思っているので、
あくまでイベントに参加する対象は小学生だけども、この活動が派生をしていく対象っていうのは、全市民というか、全年齢のたくさんの人っていうことでやっています。
まとめ
しごとーーいはボランティアによって運営される全年齢対象イベント
ライフシフトや新しい職業の登場 変わりゆく時代へ対応する力を考える
関連リンク
ウェブサイト:しごとーーい 秋田版こどものまち
Facebookページ: こどものまち しごとーーいあきた
「何か始めれば記念日」
株式会社あきた総研 代表取締役 須田紘彬
キャリアメンタリスト
地域コーディネーター
就職相談/人材確保/働き方改革/ダイバーシティ/選択肢/決断
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