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【私が大切にしているもの①】量が質を生む

更新日:2019年2月13日


私が大切にしている言葉というのが3つあります。



今回は「量が質を生む」という言葉について、ちょっとお話したいと思っています。



「量が質を生む」というのは、私が新卒でリクルートという会社に入って、

隣の、岩手県の盛岡の支社に配属が決まったんですけれど、

そのときに上司から言われて、今も大事にしている言葉です。



自分は比較的器用な人間だと思っていて、何でも物事は無難にこなすし、そこそこ結果も残せるであろうと思い上がっていた学生時代から、社会人になった頃のことです。


実際に営業をして、数字をコンスタントにあげるとか、目に見えないものを売るということが非常に難しいと感じていた新卒時代でした。


一番苦手だったのが電話で、そもそもアポイントがとれないんですね。



電話がとにかく嫌いだったんですね。どもっちゃうといいますか。


「お電話ありがとうございます」が、まず言えない、みたいな。



入社して、ゴールデンウィーク明けくらいに上司から

「お前は電話がすごく苦手なんだな」と言れまして、


それって、弱みを指摘されたというよりかは、受け入れてもらったというか、無茶を言われなくて良かったというか…。


苦手なことを認識してくれているというだけでよかった、みたいな、

ちょっとそんな安心感もあったんですけれど。


すごくありがたかったのは、じゃあどうする?ということを一緒に考えてくれたんですね。


どうやって苦手なことを克服するか、みたいなことを考えてくれたんです。


それで、

「お前は器用じゃなくて、もう不器用なんだから、どうやってやっていくんだ?」みたいな話をしたんですが。


思いついたのは、私はスポーツをやっていたからかはわからないんですけれど、

努力する、練習する、しか思いつかなくて、

練習します」って口走ってしまったわけですね。


「じゃあどうやって練習するんだ?」と言われて、


「家で練習します」と言ったら、


「家でやってどうする!?」


今10回言え!」と言われたわけですね。


「お電話ありがとうございます、株式会社何とかのスダです、と10回言え」と。


言っている間に、朝に電話が。

朝のミーティングの前にやっていたんですけれど、電話が鳴って。


「そのまま、今の練習の勢いでとれ」と言われてとったら、スラスラと言えたわけですね。


今まではずっと、声が小さかったり、どもったりしていやつが、結構大きい声で電話をとることができた。



個人的な電話だったらまあまあなんとかなるけれど、仕事でそういうふうにできなかった中で普通に電話がとれたというのは、非常に自分の中では成功体験でした。


小さな練習の積み重ねというのが、やっぱり上手くなっていくコツだなということを感じました。


あとは、いろんな先輩だったりとか、いわゆるスーパー営業マンみたいな人達に、

「どうやって売ってるんですか?」みたいなことを1ヶ月ずっと聞いていたりはしていたんです。


けれど、それってその業種が特殊だったからだなとか、運が良かったからだなとかって、

結構外部要因で自分にはできない、みたいに思っていたりました。



でも、その外部要因を引き寄せたりとか、そのチャンスを掴むというのも、やっぱりこまめに通っていたり、日頃の細かい連絡を通して信頼関係をつくっていたり、


やっぱり、ある程度の量をこなしているからこそ、そういう運が引き寄せられてくるのかな、と思ったので「量が質を生む」という言葉を、今もすごく大事にしてやっています。



 

個人事業主を4年やって、今は会社になって、自分がトップだから、あまり自分の行動を監視されたりとか、

「もっとこうしたほうがいいよ」とか「非効率な動きをしてるんじゃない」とかっていうことを指摘されるということは、もうほとんどないんですね。


そんな中でちゃんとしなきゃいけないということを考えると、やっぱり「量が質を生む」というのは、自分の中で大事にしています。






たくさんのお客さんに会うだとか、たくさんの距離を走るとか、「なるべく多く」というのを大事にして今もやっています。


【私の大切にしているもの】





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「何か始めれば記念日」

株式会社あきた総研

代表取締役 須田紘彬

キャリアメンタリスト 地域コーディネーター

就職相談/人材確保/働き方改革/ダイバーシティ/選択肢/決断


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